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インターネットと電話サポートによって、長期間継続した抗うつ薬をうつ病の悪化なく中止できますか?
抗うつ薬を服用中の患者に、家庭医のレビューに加えて、インターネットと電話サポートを実施すると、家庭医のレビューのみと比べて、うつ病の重症度がわずかに改善する一方、抗うつ薬の中止割合は増加しなかった
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慢性腎臓病、糖尿病および高血圧がある患者に、エビデンスに基づくガイドラインによる治療を促進する介入は効果がありますか?
慢性腎臓病、2型糖尿病および高血圧の全てを有する患者に、電子カルテを基盤としたアルゴリズムによる患者の同定と、保健師または薬剤師のファシリテーターの活用によりエビデンスに基づくガイドラインによる治療を促進する介入を行っても、通常のケアと比べ1年以内の全入院は同等である
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重症肺炎に対するステロイドの有効性は、薬剤ごとに異なりますか?
重症肺炎で入院した成人患者に副腎皮質ステロイドを投与すると、プラセボと比べて総死亡が少ないが、ヒドロコルチゾンの投与で総死亡が減少する一方、メチルプレドニゾロン、デキサメタゾン、プレドニゾロンの投与ではほぼ同等である
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従来型の疾患修飾性抗リウマチ薬の中でも、効果に優れた薬剤はどれですか?
関節リウマチ患者に、経口メトトレキサートを投与する場合と比べて、プラセボの投与では圧痛関節数は5.18箇所増え、シクロホスファミドの投与では6.08箇所減少し、糖質コルチコイドの投与では2.54箇所増える傾向にある
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高齢者のポリファーマシーに、減処方プログラムは効果がありますか?
ポリファーマシーの高齢者に、減処方(deprescribing)プログラムを実施しても、通常のケアと比べ、薬剤数や1つ以上の老年症候群(転倒、認知、尿失禁および疼痛)の合併は同等である
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高齢者施設の入居者に独立した処方権を持つ薬剤師が介入を行うと転倒は減りますか?
高齢者施設入居者に薬剤師独立処方者が介入を行っても、通常のケアと比べ6ヵ月以内の転倒はほぼ同等である
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ポリファーマシーの高齢者に薬剤レビューを行うと、健康関連の生活の質(QOL)は向上しますか?
9種類以上の薬剤を使用している高齢の外来患者に、通常のケアに加えて患者への情報提供、プライマリ・ケア医との連携、薬剤レビューを行うと、通常のケアのみと比べ4ヵ月後の健康関連の生活の質(QOL)の改善が大きい
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起立性低血圧の副作用は、薬剤によって違いがありますか?
β遮断薬、三環系抗うつ薬、中枢性降圧薬、第2世代抗精神病薬、α遮断薬、SGLT-2阻害薬を投与すると、プラセボと比べ起立性低血圧が多いが、Ca拮抗薬、ACE阻害薬/ARB、SSRI/セロトニン調節薬の投与ではほぼ同等である
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50歳以上の人に、医療用大麻は安全に使用できますか?
50歳以上の人にテトラヒドロカンナビノール(THC)の投与、またはTHCとカンナビジオール(CBD)の併用投与をすると、プラセボもしくは他の薬剤と比べて、全有害事象および治療に関連した有害事象は多いが、重篤な有害事象、総死亡はほぼ同等である。有害事象による治療中断はTHCとCBDの併用投与で多い
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コレステロールを下げる注射薬(PCSK9阻害薬)で、心臓病、脳卒中、足の動脈硬化は予防できますか?
心血管疾患の既往があり、スタチン系薬剤を服用中の患者に、エボロクマブを投与すると、プラセボと比べ急性動脈イベント(急性冠動脈疾患、脳血管疾患または末梢血管疾患)が少ない
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心筋梗塞のあとに服用する血液を固まりにくくする2種類の薬はどれくらい続けるとよいですか?
薬剤溶出ステント(DES)を用いた経皮的冠動脈形成術(PCI)後に抗血小板薬併用療法を12ヵ月を超えて行うと、12ヵ月実施と比べて心筋梗塞は少ないが大出血も多い
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急性冠症候群では、2種類の血液を固まりにくくする薬を飲んだ後、1つを減らしてもよいですか?
薬剤溶出性ステントで治療された急性冠症候群の患者に、チカグレロルとアスピリンを3か月投与し、その後にアスピリンを中止してチカグレロルのみ継続すると、チカグレロルとアスピリンを12ヶ月継続した場合に比べて、重大出血と心血管イベントの複合アウトカムが少ない
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