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就学前の子どもの喘鳴に、ステロイドの内服は効果がありますか?
急性の喘鳴を認める就学前の小児に、糖質コルチコイドを経口投与すると、プラセボと比べて、4時間後の喘鳴重症度スコアの改善が大きいが、12時間後の喘鳴重症度スコアの改善はほぼ同等である
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喘息発作時の吸入薬は、気管支拡張薬と吸入ステロイドの合剤のほうがよいですか?
中等症から重症の喘息患者の喘息発作時に、アルブテロール-高用量ブデソニド合剤を投与すると、アルブテロールのみと比べ重篤な喘息増悪が少なく、アルブテロール-低用量ブデソニド合剤を投与すると少ない傾向にある
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不活化細菌を用いた細菌粘膜免疫療法で、子どもの繰り返す喘鳴は予防できますか?
1年以内に3回以上の喘鳴発作を認める小児に、不活化された多種類の細菌(MV130)による細菌粘膜免疫療法を行うと、プラセボと比べ治療開始から1年以内の喘鳴発作が少ない
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コントロール不良の重症喘息に、モノクローナル抗体(テゼペルマブ)は効果がありますか?
コントロール不良の重症喘息患者にテゼペルマブを投与すると、プラセボと比べ喘息増悪が少ない
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重症の喘息発作に高流量鼻カニュラ酸素療法を行うと息切れは改善しますか?
重症の喘息発作の患者に高流量鼻カニュラ酸素療法を実施すると、従来型の酸素投与と比べ呼吸困難が少ない
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喘息の薬は学校で吸入する仕組みにしたほうがよいですか?
通学中の小児喘息患者が、ステロイドの吸入薬を学校管理下で使用しても、通常ケアと比較して喘息の症状コントロールはほぼ同等である
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小児喘息の増悪予防のために、喘息教育プログラムは家庭でも実施したほうが良いですか?
喘息の小児に対して、幼稚園や保育園で実施する喘息教育プログラムに加え、家庭でも教育プログラムを実施すると、幼稚園や保育園で実施する教育プログラムのみと比べ、3ヵ月後の喘息コントロールスコアは良いが、6~12ヵ月後では同等である
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喘息の管理はどのようにすればよいですか?
喘息の状態確認と治療方針の検討のために定期的に医療者に面会または定期受診をすると、喘息による入院や緊急受診が少なく、QOLも高い
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喘息ではステロイドだけでなく気管支を広げる薬も入った吸入薬のほうがよいですか?
持続性喘息患者にモメタゾンフランカルボン酸エステル・ホルモテロール吸入薬を投与すると、モメタゾンフランカルボン酸エステル吸入薬のみと比ベて重篤な喘息アウトカムは多い傾向にある
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細気管支炎の退院後は、フォローアップのために予約受診をしたほうが安心ですか?
細気管支炎で入院した患児の退院後に、必要時のみフォローアップで受診しても、退院後4日以内の予約受診によるフォローアップと比べ親の不安スコアは同等である
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慢性閉塞性肺疾患(COPD)の悪化には、2種類の気管支を拡げる薬を使ったほうがよいですか?
非侵襲的換気を要する慢性閉塞性肺疾患(COPD)の急性増悪に、テルブタリンに加えて臭化イプラトロピウムを吸入しても、テルブタリン吸入のみと比べ24時間以内の入院、気管内挿管は同等であり、24時間以内のICU入院が多い
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