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不定愁訴のある患者に、高度な訓練を受けた家庭医による症状クリニック介入法は効果がありますか?
複数の持続的身体症状を有する患者に、高度な訓練を受けた家庭医による症状クリニック介入法(詳細な病歴聴取、全面的な傾聴と承認、症状に対する合理的な説明、症状のマネージメント方法考案の支援)を提供すると、通常のケアと比べて、身体症状スコアの改善が大きい
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腰痛の再発予防に、ウォーキングは効果がありますか?
非特異的腰痛から回復した患者に、理学療法士による個別化されたウォーキング・教育プログラムを提供すると、治療をしない場合と比べて、活動制限を伴う腰痛の再発が少ない
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脳梗塞を発症したら、抗凝固療法を早く受けたほうがよいですか?
脳梗塞を発症した心房細動患者に対して、直接経口抗凝固薬による早期抗凝固療法を実施すると、待機的に実施(遅延実施)した場合と比べて、脳梗塞の再発・全身性塞栓症・頭蓋外大出血・症候性頭蓋内出血・血管死亡の複合アウトカムの発症が少ない傾向にある
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血管内治療後の脳梗塞の患者では、血圧を厳格に管理したほうがよいですか?
機械的血栓回収療法後の、主幹動脈閉塞による急性期脳梗塞の患者に、収縮期血圧120mmHg未満~160mmHg未満を目標とした厳格な血圧管理を行うと、収縮期血圧185mmHg未満を目標とした従来型の血圧管理と比べて、90日後の生活機能の自立が少なく、90日後の総死亡、低血圧イベント、症候性頭蓋内出血が多い傾向にある
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虫垂炎では、手術をせずに、抗生物質による治療でもよいですか?
合併症のない急性虫垂炎の成人患者に、抗菌薬による非手術的治療を行うと、虫垂切除術と比べて、合併症のない初回治療の成功、1年後の治療の成功が少ないが、治療後の合併症は少ない傾向にある
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経皮的冠動脈インターベンション後は、どのような脂質低下療法を行うべきですか?
急性冠動脈症候群で経皮的冠動脈インターベンションを受けた患者に対して、アリロクマブとロスバスタチンの併用やエボロクマブ、エゼチミブ、アトルバスタチンの併用で主要心血管イベントが少なく、ロスバスタチンの単剤投与や、エゼチミブとスタチンの併用、および、イコサペントエチル酸とスタチン併用で死亡が少ない
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狭心症の治療薬を使用していない安定狭心症の患者に、心臓カテーテル治療は効果がありますか?
狭心症の治療薬を使用していない高度冠動脈狭窄を有する安定狭心症の患者に対して、経皮的冠動脈形成術(PCI)を実施すると、プラセボの処置と比べて、狭心症症状スコアの改善が大きい
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不眠に対する精神療法や薬物療法は、日中の症状にも効果がありますか?
不眠の患者に行動療法を実施すると、ゾルピデムの投与と比べて、気分障害の改善が大きいが、他の日中の機能の改善はほぼ同等である
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麻薬性の鎮痛薬を使う時は、吐き気止めを予防的に使用したほうがよいですか?
急性疼痛の患者に、トラマドールとともにメトクロプラミドを投与しても、プラセボと比べて、2時間以内の嘔気または嘔吐はほぼ同等である
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食事療法(MINDダイエット)で、認知機能の低下は予防できますか?
認知症の家族歴を有し、認知機能障害がない過体重の高齢者が、MINDダイエット(地中海食とDASH食を融合した食事)を実施しても、通常の食事と比べて、3年後の全般的認知機能スコアの変化は同等である
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急性心筋梗塞によるショック時には、体外式生命維持装置によって血行動態を安定化すべきですか?
心原性ショックを合併した急性心筋梗塞患者に、通常の内科的治療に加えて早期に体外式生命維持装置を使っても、内科的治療のみと比べて、30日以内の総死亡はほぼ同等である
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