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脳梗塞を発症したら、抗凝固療法を早く受けたほうがよいですか?
脳梗塞を発症した心房細動患者に対して、直接経口抗凝固薬による早期抗凝固療法を実施すると、待機的に実施(遅延実施)した場合と比べて、脳梗塞の再発・全身性塞栓症・頭蓋外大出血・症候性頭蓋内出血・血管死亡の複合アウトカムの発症が少ない傾向にある
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血管内治療後の脳梗塞の患者では、血圧を厳格に管理したほうがよいですか?
機械的血栓回収療法後の、主幹動脈閉塞による急性期脳梗塞の患者に、収縮期血圧120mmHg未満~160mmHg未満を目標とした厳格な血圧管理を行うと、収縮期血圧185mmHg未満を目標とした従来型の血圧管理と比べて、90日後の生活機能の自立が少なく、90日後の総死亡、低血圧イベント、症候性頭蓋内出血が多い傾向にある
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慢性腎臓病の患者にSGLT-2阻害薬を投与すると、心臓病、脳卒中、心不全、腎臓病の悪化を予防できますか?
慢性腎臓病の患者にSGLT-2阻害薬を投与すると、プラセボまたは標準治療と比べて、心血管イベント、腎イベントが少ない
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症状がない短時間の心房細動でも、血栓を予防する治療を始めたほうがよいですか?
無症候性心房細動の患者にアピキサバンを投与すると、アスピリンの投与と比べ、脳卒中または全身性塞栓症が少ないが、重大出血が多い
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糖尿病と腎臓病がある患者では、フィネレノンで心臓病や脳卒中は予防できますか?
2型糖尿病と慢性腎臓病を有する患者にフィネレノンを投与すると、プラセボと比べ心血管イベントが少ない
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肥満患者に対するセマグルチド(GLP-1受容体作動薬)の注射で、心臓病や脳卒中は予防できますか?
45歳以上で心血管疾患の既往があり、BMI 27以上の糖尿病がない患者にセマグルチドを投与すると、プラセボと比べ心血管イベントが少ない
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スタチンを内服できない人は、ベンペド酸で心臓病や脳卒中を予防できますか?
心血管リスクが高いスタチン不耐の患者(スタチンの服用にもなって発生した副作用によって、服用継続が困難な患者)にベンペド酸(Bempedoic Acid[ベムペド酸]:本邦未承認)を投与すると、プラセボと比べ心血管イベントが少ない
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心房性頻拍エピソードの患者では、血栓を予防する治療を始めたほうがよいですか?
心房細動の既往がない心房性頻拍エピソードを認める患者にエドキサバンを投与しても、プラセボと比べ心血管死亡、脳卒中または全身性塞栓症はほぼ同等であり、総死亡または重大出血が多い
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脳梗塞を発症した人に、イチョウ葉エキスに含まれる成分は効果がありますか?
急性期脳梗塞の患者にイチョウジテルペンラクトンメグルミン(Ginkgo diterpene lactone meglumine:GDLM)を投与すると、プラセボの投与と比べて、90日後の明らかな障害がない患者の割合が大きい
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HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染症の患者では、スタチンで心臓病や脳卒中は予防できますか?
心血管リスクが低~中等度で、抗HIV療法実施中のHIV感染症の患者にピタバスタチンを投与すると、プラセボと比べ心血管イベントが少ない
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脳卒中患者にサポニン製剤を投与すると後遺症は減りますか?
脳梗塞と診断された患者に、田七人参(サンシチニンジン)由来サポニン含有軟カプセル製剤を投与すると、プラセボと比べて発症3ヵ月後における機能的自立が多い
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ビタミンDを多めに摂取することで、心臓病や脳卒中は予防できますか?
高齢者に高用量のビタミンD3を月1回投与すると、プラセボと比べ心血管イベントが少ない傾向にある
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