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「病は気から」は本当に起こり得る現象なのでしょうか?
ランダム化比較試験に参加した頭痛患者に対して、「片頭痛に伴うめまいの研究に参加している」と説明する(患者の役割を割り当てる)と、「片頭痛以外は健康であり、めまいの研究の対照群に参加している」と説明する(健常者の役割を割り当てる)場合と比べて、自己申告によるめまい症状が多い
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不定愁訴のある患者に、高度な訓練を受けた家庭医による症状クリニック介入法は効果がありますか?
複数の持続的身体症状を有する患者に、高度な訓練を受けた家庭医による症状クリニック介入法(詳細な病歴聴取、全面的な傾聴と承認、症状に対する合理的な説明、症状のマネージメント方法考案の支援)を提供すると、通常のケアと比べて、身体症状スコアの改善が大きい
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変形性膝関節症の痛みは、指圧マッサージで改善しますか?
変形性膝関節症疑いの患者に、膝の健康に関する教育と、自己指圧を行わせると、膝の健康教育のみと比べて12週間後の膝の疼痛スコアが改善する
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認知症予防に、そろタッチ(タブレットを活用したそろばん式暗算学習法)は効果がありますか?
40~79歳の認知症や軽度認知障害がない人が、そろタッチを実施しても、介入なしと比べ認知機能スコアは同等である
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けがの痛みに、ケタミンの鎮痛効果はモルヒネと遜色ないですか?
外傷による疼痛をうったえる救急搬送中の患者にケタミンを投与すると、モルヒネと比べて、30分後の疼痛スコアの改善は劣らない
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新型コロナウイルスの迅速検査は、鼻よりも喉から検体を採取したほうがよいですか?
迅速抗原検査において、医療従事者が検体採取をした場合では、咽頭検体のほうが鼻腔検体よりも検査の感度が高い。一方で、患者が自己採取する場合では、咽頭検体と鼻腔検体で検査感度はほぼ同程度である
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麻薬性の鎮痛薬を使う時は、吐き気止めを予防的に使用したほうがよいですか?
急性疼痛の患者に、トラマドールとともにメトクロプラミドを投与しても、プラセボと比べて、2時間以内の嘔気または嘔吐はほぼ同等である
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新型コロナウイルス感染症による呼吸不全に、腹臥位療法を行うと、気管挿管は回避できますか?
気管挿管されていない新型コロナウイルス感染症による急性低酸素性呼吸不全の成人患者に、腹臥位療法(一定時間うつぶせの状態で行う肺保護的換気法)を実施すると、通常のケアと比べ気管挿管が少ない
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手術後の鎮痛にデュロキセチンは効果がありますか?
痔核切除術を予定している患者にデュロキセチンを投与しても、プラセボと比べ術後48時間以内の術後疼痛の強さ、モルヒネ積算使用量はほぼ同等である
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起立性低血圧の副作用は、薬剤によって違いがありますか?
β遮断薬、三環系抗うつ薬、中枢性降圧薬、第2世代抗精神病薬、α遮断薬、SGLT-2阻害薬を投与すると、プラセボと比べ起立性低血圧が多いが、Ca拮抗薬、ACE阻害薬/ARB、SSRI/セロトニン調節薬の投与ではほぼ同等である
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下部尿路症状のある男性は自己管理ができるようにトレーニングを受けたほうがよいですか?
下部尿路症状のある男性に、自己管理介入もしくは薬物療法との併用療養を行うと、尿路症状の重症度が低下する
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片頭痛にマインドフルネス瞑想は効果がありますか?
片頭痛の患者にマインドフルネスストレス低減法を実施しても、片頭痛に関する教育的プログラムの提供と比べ、12週後における1ヵ月当たりの片頭痛日数の減少は同等である
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