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虫垂炎では、手術をせずに、抗生物質による治療でもよいですか?
合併症のない急性虫垂炎の成人患者に、抗菌薬による非手術的治療を行うと、虫垂切除術と比べて、合併症のない初回治療の成功、1年後の治療の成功が少ないが、治療後の合併症は少ない傾向にある
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経皮的冠動脈インターベンション後は、どのような脂質低下療法を行うべきですか?
急性冠動脈症候群で経皮的冠動脈インターベンションを受けた患者に対して、アリロクマブとロスバスタチンの併用やエボロクマブ、エゼチミブ、アトルバスタチンの併用で主要心血管イベントが少なく、ロスバスタチンの単剤投与や、エゼチミブとスタチンの併用、および、イコサペントエチル酸とスタチン併用で死亡が少ない
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狭心症の治療薬を使用していない安定狭心症の患者に、心臓カテーテル治療は効果がありますか?
狭心症の治療薬を使用していない高度冠動脈狭窄を有する安定狭心症の患者に対して、経皮的冠動脈形成術(PCI)を実施すると、プラセボの処置と比べて、狭心症症状スコアの改善が大きい
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手術後のせん妄の予防に、ステロイドは効果がありますか?
大手術を受ける患者に、糖質コルチコイドの静脈内投与を実施すると、プラセボの投与と比べて、術後せん妄が少ない
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脊椎の手術後の痛みに、ガバペンチンやプレガバリンはどれくらいの用量を使用すればよいですか?
脊椎の手術を実施する成人患者に対して、周術期にガバペンチン300mg/日、600mg/日、900mg/日、1200mg/日、プレガバリン150mg/日、300mg/日を投与すると、プラセボと比べ疼痛の強さが小さい
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虫垂炎(盲腸)は手術をせず、抗菌薬による治療でもよいですか?
合併症がない急性虫垂炎の患者に、抗菌薬による治療を行うと、虫垂切除術と比べて、1年後の合併症がない治癒が少ない一方で、全合併症は少なく、手術合併症と合併症を伴う虫垂炎はほぼ同等である
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メラトニンやラメルテオンで、術後せん妄は予防できますか?
手術を受ける成人患者にメラトニンまたはラメルテオンを投与すると、プラセボまたは投与なしと比べて、術後せん妄の発症が少ない
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腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛に手術は効果がありますか?
腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛の患者に、椎間板摘出術を行うと、非手術的治療あるいは硬膜外ステロイド注射と比べて、下肢痛の改善が大きいが時間の経過とともに効果は弱まる。また、非手術的治療と比べて、機能障害の改善が大きく、硬膜外ステロイド注射と比べて、6週~3ヵ月では機能障害の改善が大きいが、3ヵ月を超える長期では同等である
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手術後の鎮痛にデュロキセチンは効果がありますか?
痔核切除術を予定している患者にデュロキセチンを投与しても、プラセボと比べ術後48時間以内の術後疼痛の強さ、モルヒネ積算使用量はほぼ同等である
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心臓に病気がある人では、尿酸値を下げる薬を服用したほうがよいですか?
60歳以上で虚血性心疾患があり痛風の既往がない患者にアロプリノールを追加で投与しても、通常ケアのみと比べて非致死的心筋梗塞・脳卒中、心血管死亡は減らない
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2型糖尿病患者の高トリグリセリド血症は治療すべきですか?
2型糖尿病かつ軽度から中等度の高トリグリセリド血症患者にペマフィブラートを投与しても、プラセボと比べて非致死的心筋梗塞、脳梗塞、冠動脈血行再建術、心血管死亡の複合アウトカムは同等である
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中心静脈や末梢動脈カテーテルの輸液セットは、7日毎の交換でもよいですか?
中心静脈アクセスデバイスまたは末梢動脈カテーテルを使用する患者の輸液セットを7日毎に交換しても、4日毎の交換と比べカテーテル関連血流感染症はほぼ同等である
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